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12月07日-03号

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  1. 総社市議会 2017-12-07
    12月07日-03号


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    平成29年11月定例会          平成29年11月定例総社市議会会議録(第3号)             〇平成29年12月7日(木曜日)1. 開 議 平成29年12月7日 午前10時 0分2. 散 会 平成29年12月7日 午後 2時 0分3. 出席又は欠席した議員の番号及び氏名   出席議員   1番 山田 雅徳        2番 溝手 宣良        3番 三上 周治   4番 仲達 幸弘        5番 萱野 哲也        6番 三宅 啓介   7番 岡崎 亨一        8番 深見 昌宏        10番 高谷 幸男   11番 小西 義已        12番 難波 正吾        13番 小西 利一   14番 津神謙太郎        15番 村木 理英        16番 頓宮美津子   17番 赤澤 康宏        18番 名木田正昭        19番 加藤 保博   20番 根馬 和子        21番 山口 久子        22番 劒持 堅吾   欠席議員   9番 小川 進一4. 職務のため議場に出席した議会事務局職員の職氏名   議会事務局長  三 村  和 久        同   次長  柚 木    均   同   主幹  赤 木  郁 哉        同議事係主査  大 西  玲 子   同庶務調査係主査西 槇  昌 志5. 説明のため出席した者の職氏名   市長      片 岡  聡 一        副市長     田 中    博   政策監     中 島  邦 夫        総合政策部長  栁 澤  泰 洋   総務部長    難 波  敏 文        市民生活部長  林    圭 一   保健福祉部長  平 野  悦 子        産業部長    中 田  暢 彦   建設部長    森    啓 典        環境水道部長  川 原  玲 子   教育長     山 中  栄 輔        教育部長    服 部  浩 二   消防長心得   中 山  利 典        選挙管理委員会委員長                                   横 田  浩一郎   選挙管理委員会事務局長             総務課長    藤 原  直 樹           風 早  一 朗6. 本日の議事日程   第1 一般質問7. 議事経過の概要   次のとおり              開議 午前10時0分 ○議長(加藤保博君) ただいまの出席21名であります。欠席1名であります。欠席者のうち、9番小川進一議員より欠席の届出がありました。 では、これより会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 一般質問 ○議長(加藤保博君) では、日程第1、一般質問を昨日に引き続き行います。 本日は、山田雅徳君から村木理英君までの4人の予定で進めてまいります。 まず、1番山田雅徳君の質問に入る前に、この際私より申し上げます。 山田雅徳君から一般質問に際し、議場へのパネルの持込み並びに議場での資料配付の申出があり、あらかじめこれを許可いたしておりますので、御了承願います。 では、1番山田雅徳君の質問を許します。 山田雅徳君。              〔1番 山田雅徳君 登壇〕 ◆1番(山田雅徳君) おはようございます。 1番の山田雅徳でございます。議長より質問のお許しをいただきましたので、このたび議席番号1番山田雅徳の初めての質問を本日させていただきます。 私は、9月24日に市議会議員選挙初めての当選をさせていただきました。本日がまさに人生初の一般質問でございまして、非常に緊張しております。何分不慣れでございまして、先輩議員の皆様、そして市長はじめ執行部の皆様にはお聞き苦しい点、また何かと拙い質問ではあろうかと思いますが、明るく爽やかに頑張ってまいりたい、そういった決意で取り組みますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 私は、これからの4年間を生活者、納税者、消費者、働く者、そしてこれからの未来を生きる次世代の人たち全ての責任を果たすために強い決意で今後4年間の議員生活取り組んでまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 それでは、通告に従いまして今議会では大きく二つの点、効果的な市政の情報発信について、そして各種選挙の投票率について、この2点について質問をさせていただきます。 それでは、一つ目の質問でございます。 効果的な市政の情報発信についてお伺いをいたします。 先般、総社市議会議員選挙において、私は誰にでも分かりやすい政治の情報発信がしたい、そして市民の声をまちづくりの中心に据えるべき、そう訴えてまいりました。そこで、(1)についてでございますが、総社市のホームページ、またフェイスブックやツイッターなどのSNS、また「広報そうじゃ」等の紙媒体、そしてガラス張り公開市長室など、市民の皆様と直接意見交換ができる企画などなど、総社市では様々なアプローチで市政の情報発信、また多くの御意見を受け止める、そういったツールがあると思います。 市長、これらのものの現状についてどうお感じになっておられるか、もうこれで満足だと、もしくはまだまだ足りないなど率直な御意見をお聞かせいただければと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(加藤保博君) 市長。              〔市長 片岡聡一君 登壇〕 ◎市長(片岡聡一君) おはようございます。 山田議員の御質問にお答えをいたします。 市政の情報発信でありますが、率直に言えば私はよく頑張っていると思います。よく頑張っているとはいえ、まだまだ頑張り代は幾らでもあるというふうに思っています。 昔、国会議員の秘書をやっていたことがあると昨日の議論でありましたが、国政選挙のたびにいろんな方に選挙の訴えをしていたときに、国政の内容というのは本当に伝わっていない、国民になかなか伝わりにくいものだなということをよく感じておりました。自分が、前回の市長選挙もそうでありますけれども、市政を訴えていろんな人にお願いをしていくときに、意外や意外本当によく伝わっているというふうに僕は感じています。多分、市議会議員の方々も自分の選挙戦であちこち行かれたときに、まあまあ市政の内容が予想以上には伝わっているかなと思われた方もいらっしゃるのではなかろうかと思いますが、私は率直に善戦はしていると思います。ただ、それは一般メディアの助けであったりとか、そういうことも非常に多いと思いますけれども、今あるシステムの中ではまあまあ頑張っていると思います。 後に、今どういうツールで発信しているかについて、担当部長からまず答弁をさせていただきたいと思います。 ○議長(加藤保博君) 総合政策部長。 ◎総合政策部長(栁澤泰洋君) 命によりまして、私から市の現状の情報発信ツールについて御説明をさせていただきます。 現在、市の情報発信ツールといたしましては、議員おっしゃっていただきましたホームページフェイスブック、ツイッター、また紙媒体の「広報そうじゃ」、ガラス張り公開市長室、さらに言いますとケーブルテレビ回覧板チャンネルも昨今活用させていただいてるというところでございます。 数字的に見ますと、例えばでございますが、ホームページの1日平均当たりのアクセス数は今3,000件を超えているような状況でございますし、例えばメルマガの登録のトータルでいいますと4,233件ございます。また、ツイッターのフォロワー数でございますが現在2,330件というところであったり、総社市の公式のフェイスブックでございますがこのフォロワー数は1,333件ということでございます。ちなみに市長もツイッターをしていただいておりますが、市長のツイッターのフォロワー数が7,220件ということで、市としてもこれに負けないように頑張らなければいけないなというふうにむちを入れているような状況でございます。 市長からもございましたが、我々としてもいろんな工夫をさせていただいておりまして、例えば市長からも動画を活用せよという御指示をいただいておりますので、この動画につきましては年々上げている件数も増やさせていただいているというようなところでございまして、日々何か有効なツールがないかというのを努力しながらやっているというような状況でございます。 ○議長(加藤保博君) 山田雅徳君。 ◆1番(山田雅徳君) ありがとうございます。 ホームページが1日3,000件ということで、私も恐らくその一翼を担っているのかなと思っておりますが、私は今年で、先月誕生日を迎えまして41歳となりまして、生まれも育ちもこの総社市でございます。まさに41年間この総社で生まれ育ち、地域の方また市役所の皆様方にも大きくしていただいたのかなと実感をしておりますが、私も数年前まで国会議員の秘書をしておりまして、総社市生まれ総社市育ちで国会議員の秘書、少し政治の関わりを持たせていただいているということもありまして、何となく総社市またその市政についてというのは知ってるつもりでおりました。こんなもんなんかなとかこういう動きをしてるのかなというような思いはありましたが、ですが市議会議員として当選をさせていただいてからの2カ月ほどの短い活動期間だったんですけども、この間の新人議員研修や臨時議会、また各委員会の傍聴をさせていただいたり市内各地で行われました各種イベントにも参加をさせていただいておりまして、そういったことを通じましてまだまだ私一部分しか、この41年間生まれ育っておったんですけども、一部分しか見えてなかったなということを痛感をいたしました。市長をはじめ執行部の皆様、また市の職員の皆様、また多くの地域の皆様、そしてこれまでの市議会の先輩の皆様がどれだけ多くのことに汗をかいていただいてこの総社を盛り上げていただいてた、私たちの当たり前の暮らしというものが、どれだけ皆さんの多くの汗をかいていただいたことに対してできているのかなということを改めてこの2カ月を通じて知ることになりました。 そういったことを知った上で改めてホームページであるとかフェイスブック、ツイッター等々とまた「広報そうじゃ」等見ていると、本当に多くの情報というものがありまして、これまでどのように皆様が試行錯誤をされて情報発信に汗をかいてこられたかということを知ることができました。 この市政というものが私たちの暮らしに本当に密接に関係していること、そしてその多くの取組が総社市民の皆様にもっともっと分かりやすくより興味を持っていただける、私たちがともに暮らすまち総社をみんなで作っていくことができるその取組に、市民と私たち、そして市政の距離を近づける取組ということにこれからもより一層の研究と努力をしていただいて、いろんな情報発信にトライをしていただきたい、そういったことの思いを共有したく、このたびの質問をさせていただきました。 そこで、次の質問に移りますが、(2)になります。総社市のホームページ、これのさらなる研究や改善に取り組んではいかがでしょうかという質問に移らさせていただきます。 まさに情報発信、その玄関口と言えるのがこの総社市のホームページだと私は理解をしております。本当に多くの情報が詰まっておりまして、この後の質問にも少し紹介をさせていただきますが、市民満足度調査結果というこのアンケートなども本当に素早い結果として公表をされております。このアンケートの結果なんていうのは本当に分かりやすくて、文字ばかりじゃなくて視覚的に直感的に結果を見ることができて、何となく現状で私たちとこのアンケート結果の現状というのを分かっていただくには最適なものではないのかなと思いました。 しかし、このアンケート結果というものにたどり着くまでが非常にハードルが高うございまして、総社市ホームページトップページからこのアンケート結果公表されているものにたどり着くまでに、実に6回クリックしていかないとたどり着けないんです。まさに迷宮のような、迷路のようなことになっておりまして、せっかく皆さん工夫していただいて分かりやすくまとめられたこの調査結果というものを市民の皆様、とりわけこれは夏にアンケートを実施されたとお聞きしておりますが、これに回答された方というのが、アンケート協力したけどもこれどうなってんだろうというふうに思われる方が多いと思いますが、そういった皆様にも御覧いただくために例えば期間限定にはなるかもしれませんが総社市のトップ画面にバナーで夏に調査した結果がこうですよとか、せめて総社市の市政情報のwhat's newといいますか、お知らせのページの市政関連の部分に掲載されましたり、また総社市のフェイスブックとかで御紹介していただくなど、そういったことも提案させていただきたいなと思っておりますが、そのあたりにつきましての御意見はいかがでしょうか、お伺いいたします。 ○議長(加藤保博君) 市長。 ◎市長(片岡聡一君) 媒体には様々な種類があります。SNSであるとか市報そうじゃであるとか。デジタル的なツールとそれからアナログ的なツール、二通りあります。それから単一方向発信、送るだけというやつと、送ったものがまた返事が返ってくるツールと二通り大きくあります。 議員おっしゃる今のタイプで言うと、デジタル、インターネットではあるけれども単一方向発信というのが一番何か発信したけれども放りっ放しみたいなことになりやすいので、そこの部分をどう改善していくかというのは多分アナログ的な作業を折り合わせていくということが大事な作業になってこようかと思います。詳しく技術的なことは、担当部長から今の答弁を踏まえて答弁したいと思います。 ○議長(加藤保博君) 総合政策部長。 ◎総合政策部長(栁澤泰洋君) 命によりまして、私から御答弁をさせていただきます。 まさに議員おっしゃる問題意識というのは我々も大きく持っておりまして、特にデジタル部分について、ホームページについては画面も限られているというようなところがございまして、その中でいかに市民の皆様に我々の持っている情報というのをお伝えするかというのは不断にさせていただいてるところでございます。 先ほど、議員が御提案いただきましたトップページの方にバナーというものにつきましては、現状でもホットな政策、例えば今で言いますとマラソンですとか、例えば移住定住のバナーというのはトップページに張らさせていただいて、すぐにアクセスできるような形にさせていただいております。 あと、このアンケート結果につきましては6回というのは確かに私も深過ぎるなという反省はしておるところでございますけれども、やはりこういった形でアンケート回答していただく方というのはかなり「広報そうじゃ」を読んでいっていただいている方だろうということで、先ほどのデジタルとアナログの話ではございませんけれども、12月の広報紙の方にはこの結果についてはお知らせをさせていただいたというようなところでございます。 実は、今システム的に言いますと、今のシステムの期限というのが実はあと2年ぐらいございまして、この2年後の改修に向けて今部署の我々の中でいかにすぐに見たい情報にアクセスできるかというような方法を考え始めているところでございまして、そういったところを山田議員とも御相談をさせていただきながら新たなものを作っていきたいなというふうに考えているところでございます。 ○議長(加藤保博君) 山田雅徳君。 ◆1番(山田雅徳君) ありがとうございました。 まさに単一の方向であったりとか双方向のいろんなツールの使い方があると思いますので、またそれぞれの使い方によっては研究して、また御相談させていただきながらみんなで作り上げていければいいのかなと思っております。そのシステム改修まであと2年あるということでございましたので、その2年後に向けてになるのか、もしくは簡単に今変えれるものがあるのかどうかは分かりませんが、以下何点か御質問、御提案をさせていただきたいなと思っております。 次に、どのような方が総社市のホームページを御覧になるかということなんですけども、それぞれの方のいろいろ理由や思いがあって、市のホームページ、市にお住まいの方もそうでしょうし全国から総社市今注目をされておりますので、いろんな方がホームページを訪れていらっしゃいますが、その中でも例えば問合せをしたいであるとか、電話をかけて担当の方にお話がしたい、電話番号が知りたいということで検索をされる方というのも非常に多いと思います。 そこで、総社市のホームページを開くんですけども、ぱっと見でどこに電話番号があるのかというのもこれまた非常に分かりづらいです。これ総社市だけじゃなくって、例えば岡山県の県庁もそうなんですけども、担当課の電話番号というのを調べるのにまずそのホームページをうろうろするというような、そういうなことがあったりもしまして、これ何度もホームページを御覧になったりとか、あちこちクリックすればいいだけの話なんですけども、実はホームページのトップ画面の左上に虫眼鏡のマークで組織を探すというメニューが総社市のホームページにございまして、そこをクリックすると、これは1回クリックするだけでそのページに行くんですが、総社市役所などの各課一覧というページにジャンプします。そこには各課の電話番号やまたメールアドレス、あとどういったことを業務にされてるかという紹介もされてて、非常にこれ一発で見て分かりやすいものになるのかなと思っておるんですが、ただやはり組織を探すという言葉よりも、例えばお電話の方お問合せ先はこちらであるとか市役所各課一覧みたいな形で、初見でも問合せ先はここ見ればいいんだなみたいなそんな分かりやすい名称というものに変えられてはいかがかなと思います。また、そういったことで迷うことなく必要な情報にワンクリックで移動できるように工夫をしていただけないかなと思っております。 これはまた2年後の改修ということがあると思います。それまでにすぐできるのかどうか分かりませんが、こちらについてお尋ねをいたします、どうでしょうか。 ○議長(加藤保博君) 総合政策部長。 ◎総合政策部長(栁澤泰洋君) ありがとうございます。 議員の問題意識というのはとてもよく分かります。先ほど、システム改修2年後と言ったのは大規模、全体としての改修でございまして、実はちょこちょこ変えれるところは業者と相談をしながら変えさせていただいてるところでございます。確かに、議員おっしゃるように大体市役所の問合せ先の番号というのは一番最後ぐらいにずっとスクロールして最後にあるというのが通例でございまして、確かにアクセスしにくいということがございます。 ですんで、今議員のおっしゃられたことを踏まえまして、トップページ実は一番下に行けば代表の番号が書いてあるんですけれども、それをなるべく上に気軽に代表にお問い合わせくださいというような形で工夫できると思いますので、早速議員の御指摘を受けまして修正等図っていきたいというふうに考えております。 ○議長(加藤保博君) 山田雅徳君。
    ◆1番(山田雅徳君) ありがとうございます。 早速、御対応を検討していただけるということで助かります、ありがとうございます。 また、大規模改修が2年後ということで、もしかしたらそちらに関係するのかもしれませんが、ホームページに関しましてこの項目最後の質問をさせていただきたいと思います。 特にこの間、私は総社市のホームページをいろいろと探検いたしました。いろんなところをクリックしてどんなもんなんかなとかどういう情報があるのかなというのも探検をさせていただきました。そこで気付いたことであるんですけども、総社市のホームページ、日本語が分からない外国の方や目の不自由な方、ハンディを持たれてる方などに対して非常に配慮された工夫をしていらっしゃいます。お気付きの方がいらっしゃるかどうか分かりませんが、そういった工夫も総社市ホームページではされております。 ここで一つパネルを使って一例を御紹介させていただきたいなと思います。皆様には添付の資料を御覧いただければと思います。また、ケーブルテレビインターネット中継等々で御覧の皆様には、是非御自身でパソコンで総社市ホームページというものを開いていただいて、実際触れて確認をしていただきたいなと思います。 こちらです、見えますかね。総社市のホームページでございまして、こちらの左上がいわゆる通常画面、ノーマルの画面なんですが、この上部にいろんなアイコンがあります。背景切り替えというものがありまして、元、黒、青、黄色、それで、あ、という平仮名の字があるんですが、これをクリックしていただくとそれぞれの背景や文字色が変わっていきます。ちなみに左上が通常のホームページの画面でございまして、それぞれクリックすると背景が黒色になったり背景青色になったり黄色になったりと色が変わるんですけども、これはユニバーサルデザインというもの、またカラーバリアフリーとも呼ばれたりするんですけども、視覚にハンディのある方、また弱視の方、ロービジョンとも言いますけども、その方たちにも総社市のホームページというものをストレスなく利用していただきたい、そういった思いで取り入れられているのかなと思っております。 このカラーバリアフリーというものは、色の組合せや文字の大きさ等々変えて、よりストレスなく見ていただく、御覧いただくということを高めているというのがこの特徴ではあるんですけども、ですがこちらのトップ画面、よく見ていただきたいんですけども、この中段のお知らせの部分の本文の文字、これ非常に見えづらくなっております。印刷の都合もあるのかもしれませんが、大体こんな感じで、白背景に黄色文字のような形で非常に見えにくいものになっております。 また、もう一枚はぐっていただければと思うんですけども、例えば総社市のトップ画面から医療・福祉のメニューをクリックして、するとこういった形になります。真ん中辺のメニュー画面なんですけども、黒色背景とか青色背景の部分のページはメニューがクリーム色の下地に黄色い文字になっておりまして、これはいわゆる健常者の方でも判別が非常に困難になっているのかなと思っております。 黄色い背景の部分はクリーム地に黒文字ですので通常どおりに見えるのかなと思うんですけども、私このことについて先日岡山市内の岡山県の視覚障害者協会さんに少し御意見を伺ってまいりました。協会のウエブの担当される方にお話をお伺いしたんですけども、ロービジョンの当事者の方というのは非常にいろんな症状がありまして、中には黄色い色に非常に反応される方という方がいらっしゃるのかもしれないということは前置きはされておったんですけども、一般的には健常者の方が見えにくいといわれるものについては、これ多くの当事者の方は更に見えにくいという回答をいただきました。例えばクリーム地に黄色の文字、明るいものに明るい文字ではなくて、黒色や青色など濃い色のベースのものに白文字とか黄文字とかの方がよりはっきりして見えやすいんじゃないかなというような御意見もいただきました。 もともとホームページ新しく作られたときの担当の方というのはもういらっしゃらないのかもしれません、技術的な問題なのかもしれませんが、こういったボタン一つで色が変わるであるとかというのはこれは非常に技術的な問題なのかなと思っておりまして、今議会の初日に片岡市長、市政の大方針として三つの柱を掲げられました。その1番目に全国屈指の福祉先駆都市の実現というものを上げられました。また、障がい者千人雇用というものをグレードアップさせて、さらに1,500人雇用ということで取組のさらなる前進を決められました。 全国に誇る福祉政策のまち、この総社の玄関口であるホームページというものがこういったままでいいのかなと思いまして、改善の余地ありだと思います。こういったものについてはお金やいろんなことがあるのかもしれないですけども、福祉に力を入れるこの総社市というもの、心意気の問題ではないのかなと思います。改善の余地ありかと思いますが、御意見をお伺いいたします。 ○議長(加藤保博君) 市長。 ◎市長(片岡聡一君) おっしゃるとおりでありまして、大いに改善の余地ありでございます。具体的には担当部長から答弁いたします。 ○議長(加藤保博君) 総合政策部長。 ◎総合政策部長(栁澤泰洋君) 命によりまして、私から御答弁をさせていただきます。 まず、見にくい状態のまま今ホームページがなっているということに関しまして、改めて謝罪をさせていただきたいというふうに思います。議員おっしゃるとおり、我々といたしましては全国屈指の福祉先駆都市を目指すということを掲げております。議員から御指摘、御通告をいただいた後、ホームページを我々でも確認をさせていただきまして、おっしゃるとおり見にくい状態であったということでございます。ですので、早速業者と話をさせていただいて、直せるところはすぐにでも直そうというふうに今動きを始めているところでございます。御指摘どうもありがとうございます。 ○議長(加藤保博君) 山田雅徳君。 ◆1番(山田雅徳君) ありがとうございました。 早速の御対応いただける、検討していただけるということでありがとうございます。また、こういったもの、最初から全て完成されたものができるというのは確かに理想ではあるんですけども、なかなかそういったことというのはできないのも承知をしておりますし、こういったことも含めてより良いものにさせていただく、そして本来の目的はこういったものを実際利用される方というのがより良くなったなとか、もっと見やすくなったなというふうに感じていただいて、それを使っていただくというのが本当のゴールだと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 それでは次、(3)になりますが、平成29年度の市民満足度調査の結果についてお尋ねいたします。 先ほどの質問でも少し御紹介をいたしましたが、こちらの調査結果というもの、これもホームページに公開されておりますし、また市報でも情報を提供されたということですのでそちらを御覧いただくか、また先ほど繰り返しますけどケーブルテレビインターネット等で見られている方も是非6回クリックしていただいて、いろいろこれを機に総社市のホームページを探検していただいて、こちらについても見ていただければなと思います。 それでは、一つ目の質問でございます。 このたびの第2次総社市総合計画評価・検証のための市民満足度調査でありますが、この報告書の中には調査の概要として調査対象者は総社市内在住の18歳から75歳までの男女2,000人が対象ということで、無作為の抽出とありました。この対象者、無作為ではございますがどのように決定、実施されたのかをお聞かせください。 ○議長(加藤保博君) 総合政策部長。 ◎総合政策部長(栁澤泰洋君) アンケートの対象者につきましては、住民基本台帳システムから市内に居住する18歳から75歳までの市民の方から、議員おっしゃるとおり2,000人を無作為に抽出をしております。ただ、その場合に地区とか年齢、性別に差が出ないように、地区別、年代別などの率を割り当てて抽出をしているというのが今回のアンケート調査の対象者ということになります。 ○議長(加藤保博君) 山田雅徳君。 ◆1番(山田雅徳君) ありがとうございました。 年代、性別、お住まい等々、無作為ではあるけどもバランス良く抽出をされてるということで、まさに平均的に御意見を伺ったということだと思います。 続いて、追加でお聞きしたいんですけども、それにつきまして例えばお仕事をされているであるとか、されていない学生さんとか、子育てをされている家庭である、これは台帳でそこまでは分からないのかもしれないんですけども、そういったことも幾分考慮されておりますでしょうか、お聞かせください。 ○議長(加藤保博君) 総合政策部長。 ◎総合政策部長(栁澤泰洋君) 住民基本台帳をベースにしておりますので、そういった働いてるですとかそういった属性は判断はできかねますのでしておりません。 ○議長(加藤保博君) 山田雅徳君。 ◆1番(山田雅徳君) ありがとうございます。 ということは、バックボーンというかお仕事されてるかどうかというのは分からないけども、ある程度平均的に皆様の声を集めたという理解をいたします。 そこで、2番目の質問になりますが、またパネルを御覧いただきたいと思います。 皆様にもお手元に資料を御用意させていただいております。 こちらは満足度調査の年代別のところを少しまとめさせていただいておるところでございます。 私、このたび今回の質問について10代から20代、また30代から40代の方に焦点を当ててお伺いをさせていただきたいと思います。 まず、グラフの左上ですが、総社市に対して自分のまちとしての愛着をどの程度感じているかという項目なんですけども、これは昨日の岡崎議員の質問でも取り上げられましたが、いわゆる10代の方の半数弱が愛着を感じていると回答されております。また、20代から40代の方は7割から8割の方が愛着を感じていると回答をされているようでございます。 続いて、右上のこれからも総社市に住みたいかという問いに対しまして、10代から20代の方が6割強の方が、また30代から40代では8割を超える方がこの総社市に住み続けたいというふうに答えていただいております。 続いて、左下のあなたは市政に関心がありますかという問いについては、10代、20代の約半数が関心あり、30代から40代では6割前後の方が関心ありというふうに回答をされております。ですが、右下に移りますが市政に市民の意見が反映されていると思いますかという問いについては、10代から40代で2割程度の方しか反映されていると回答をされておりません。このことについては、ほかの世代の方も低い結果となっております。 そこで、お尋ねをいたします。 このたびの結果、特に市政に関心ありという回答と市政に市民の意見が反映されているかという回答との関係性を中心にどのように受け止められておるか、そしてどう分析されるかというのを簡潔にお聞かせください。 ○議長(加藤保博君) 総合政策部長。 ◎総合政策部長(栁澤泰洋君) 市政への関心度と意見が反映されているかというところの分析でございますけれども、議員おっしゃっていただいたように市政に関心があると回答された方は全体の66.5%であったにも関わらず、市民の声が反映されているかという結果の中で反映されていると答えているのが26.1%にすぎないという結果でございました。特に年代別、若い世代を見まして特徴的だと思われるところは、議員おっしゃっていただいたように30代から40代の方の市政への関心度が比較的高いというにも関わらず、市政に市民の意見が反映されているかという問いに対しては21.2%、20.1%と非常に低くなっているということでございまして、まさに総社市を今現状支えていただいておられる若い世代の方々への満足度といいますか、市政へ反映されていないという思いが強くあるということを結果としては分析をしているというところでございます。 ○議長(加藤保博君) 山田雅徳君。 ◆1番(山田雅徳君) ありがとうございます。 これはいわゆるアンケート調査ということですので、これらの調査結果をもとにこれからもっと分析をされて、どのように取り組むかということが計画をされていくものなんだろうなと理解をしておりますので、これをもとにいろんな方針を決めていただければなと思っておりますが、私は特に10代、20代、30代、40代の関心ありにも関わらず反映されてないというような結果につきまして、私はシンプルに総社市政というものには何となく関心はあるんだけども、僕らの声というのは届いてないんじゃないかなとか、届ける方法がないんじゃないのかなというふうに思われてるのかなと受け止めをしております。 また、10代から40代の方というのは、学生さんや就職をして働き盛りの方であったりとか子育て真っ最中の方が非常に多くございます。双方向で意見をお伺いするガラス張り公開市長室、非常に有効だとは思いますが、平日開催ということもありまして、そういった10代から40代の方というのは、いろいろな要因があろうかと思いますが、参加するのが難しい世代なのかなと思っております。 そういったことに対応するということもありますが、そこで3番目の質問でございますが、市民の声、特に若者世代の声を集め市政に反映させる、また反映できたと実感をしていただくためにどのような方法が考えられるのか、お聞かせをください。 ○議長(加藤保博君) 市長。 ◎市長(片岡聡一君) 今回、この質問はかなり重要だと、総社市の将来にとって大変重要なテーマだと思います。本当に今総合政策部長が答弁したように、市政に関心があるかという問いに対して66.5%もの人が関心がある、これは選挙なんかでも60%を超えるともう大多数という数値であろうと思います。しかし、市民の声が反映されたかというふうに聞くと、いきなり26.1%にダウン、26.1%というのは少数も少数ということになる。それらの結果としてできた総社市政の今の在り方が、じゃあ満足なのか不満足なのかというふうに聞くと、満足しているというのが社会保障とかいろいろ項目別にありますが、平均値で65.6%の方が満足をしているというふうに答えているわけです。最終的に満足しているという数値を上げたいわけなんで、そこに欠落しているものが今議員がおっしゃった若者の政治参加ということだと思います、あるいは行政参加ということだと思います。 総社市政は何を反映しているかというと、やっぱり第一が選挙であります。昨日の議論にあったように若者の投票率が著しく低いというところ、もうこれが全てを物語っていますが、選挙で選ばれた私や議会の皆様方がそれではやおら行政を始めていこうとしたときには、機関であったり組織であったりそういうものを酌み取っていかざるを得ません。やっぱり仕組みがないと、もう誰でもかれでも意見を聞いて、ああいいね、それやりましょうかみたいなことになりづらいのが行政の仕組みです。 そこで、はたと考えてみると、我々行政というのは一体どういう仕組みで組織からの意見を聞いているかというと、どうしても例えば土木行政であれば土木担当員の方々、それから農地転用などについては農業委員会の方々、あるいは地域でいうとコミュニティ協議会、女性の考え方でいうと婦人会というふうになります。大体それらの方はやはり60歳を超えて現役世代を超えて地元に帰って地域の活動に専念をされてくださっている方々でございますので、現役の働き手が不在のままで、我々はそのチャンネルを持たないままでジャッジをしがちであります。 そうはいっても若い人の意見は聞かないわけでも全然なくて、例えば連合岡山の組織にいろんな会議に入ってもらったりであるとか、PTA連絡協議会の声であるとか、そういうものは聞くチャンネルは持っておりますけれども、それが一堂に会したりすることがなかなかない。やっぱりそこの欠落というのが若者の意見を投影しづらいという行政の仕組みというのがあると思います。 そこで、我々総社市、若者の意見をできるだけワイドに聞き取って、しかもその仕組みというのが大事でございますので、それをちゃんとした組織として来年度から立ち上げていきたいと思います。これは仮称でありますけれども、総社若者会議という会議、組織名にして一堂に皆さんの声を集約できる会議を設置したいと思います。例えばこれは今の考え方でありますけれども、まだまだこれから煮詰めていきたいと思いますが、連合岡山であるとか総社の消防団各分団、あるいは商工会議所青年部、あるいは青年会議所、PTA連絡協議会、幼稚園それから認定こども園PTA連絡協議会、それから県立大学の学生、総社高校、総社南高校の生徒、あるいはきびじ農業後継者クラブ、そして吉備信用金庫の地域応援グループであるとか、あと工房、様々な分野で働き手、納税者、この部分の会議、組織というものを開議、我々がその方々に対して市政の在り方を報告し、その中でこういうところが欠落しているということを聞く必要があると思います。 今だって国民健康保険の上げ下げを議論するときに、本当の担うべき納税者側の意見を聞かずに受益者の意見ばっかしが投影されがちな仕組みの中で、ここは改めて考え直していく必要があると思います。 ○議長(加藤保博君) 山田雅徳君。 ◆1番(山田雅徳君) ありがとうございます。 総社若者会議ということを予定されているということで、仮称ということですのでネーミングも含めていろいろまた検討していただければなと思っておりますが、なかなかこういったもの、特効薬のようなものはないと思いますが、こういったことも含めてあらゆる方法を試して市民の皆さんが主役のまちづくりというものをともに行ってまいりたいなと思っております。 それでは、最後の次の質問に移りますが、各種選挙の投票率についてお伺いをいたします。 昨日、三宅議員また岡崎議員の質問と重複する部分もあろうかと思いますが、確認のため改めてお伺いをいたします。 まず1番目、18歳以上の方が投票できるようになりました、いわゆる18歳選挙権の選挙が昨年より始まりました。昨年の参議院選挙から本年10月の衆議院選挙までに4回の選挙がありました。それぞれの選挙での18歳と19歳を合わせた投票率の結果についてお伺いをいたします。 ○議長(加藤保博君) 選挙管理委員会委員長。              〔選挙管理委員会委員長 横田浩一郎君 登壇〕 ◎選挙管理委員会委員長(横田浩一郎君) 1番山田議員の御質問にお答えいたします。 今、山田議員よりお話がありましたように、昨日の岡崎議員の質問と重なる部分がありましたけど、18歳、19歳まとめての各選挙の投票率をという御質問でございましたので、昨年の参議院選挙での18歳、19歳まとめての投票率は40.94%でございました。これも昨年の県知事選挙ですが、18歳、19歳まとめて19.91%でした。本年の皆様方の市議会議員選挙、18歳、19歳まとめまして26.33%でございました。衆議院選挙につきましては28.40%でございました。 以上です。 ○議長(加藤保博君) 山田雅徳君。 ◆1番(山田雅徳君) ありがとうございました。 この衆議院選挙、特にこの10月の衆議院選挙で18歳、19歳合わせて28.4%、これが新聞報道でされましたが岡山県内で最下位だったということで報道されました。先ほどの質問にもありましたけども、特に若い世代の方に対するアピール、そして政治参加というものがこれからの総社市の未来を決める、また日本の未来を決めるためには非常にここの投票率というものを上げる、これが大事なのかなと認識をしております。若者も含めた投票率の向上については、私たちも選挙に立候補する者、もちろん市長もですけども、有権者の皆様、市民の皆様に対しての活動をもっともっとしていかないといけないと思っております。 そこで、2番目の質問ですが、昨日の岡崎議員の質問で選挙管理委員長からの様々なアイデアをいただきましたので、私からも最後に一つ提案をさせていただきたいなと思います。 皆さん御承知かどうか分かりませんが、こちらのパネルで総社市で期日前投票や投票所での投票でこういった投票済証というものをいただきます。これはサンプルなんですけど、実際は名刺サイズぐらいの用紙なんですが、この投票済証というものを受付等で声をかけていただくと投票後に発行していただけるものであります。しかし、この投票済証というものは余り知られていないようでして、この投票済証の先般の衆議院選挙での発行枚数についてお尋ねをいたします。どれぐらいの数が発行されたでしょうか。 ○議長(加藤保博君) 選挙管理委員会委員長。 ◎選挙管理委員会委員長(横田浩一郎君) 議員おっしゃるとおり、この投票済証というのはほとんどの方が知らないというような状況で、我々も期日前投票所で初めのうち2枚とか、1日にです、2人か3人とかあるいは職場かなというふうに感じてましたら5人、6人とそれも奥さんやほかの者までくれと言うから、何かこれはラーメンが安くなるとかいろんなうわさが出まして、何かあるんかなというふうに考えとんですが、先般の中学校3年生の出前教育でも必ず初めての投票には投票済証をもらってくれと、皆さん18歳になって初めて投票する記念だから、これだけはみんなもらってくれということを中学3年生にはお願いしたところでございます。合計としましては、衆議院で54枚で期日前投票がその中で27枚ですから、地区で27枚、期日前投票が27枚お渡ししております。 ○議長(加藤保博君) 山田雅徳君。 ◆1番(山田雅徳君) ありがとうございました。 この投票済証、本当に余り知られていないということで、期日前で27枚、当日で27枚、合計54枚ということで、このうち前回の衆議院選挙はこの中の2枚というのは私と妻でございまして、私たちはこの投票済証というものをフェイスブックで投稿したりとかして投票したよというようなアピールとして使ったりもしております。県内自治体のほかの自治体ではこういった投票済証というものが実はまだ発行されてないところとかも多くございますが、逆に他市の方からは投票したあかしをいただけるというのはこれは非常にすばらしいことでうらやましいなというようなお声をかけていただいております。 ですので、こういった投票したあかしであるこの投票済証というものをもっともっとアピールしたらいいんじゃないのかなと思いまして、さらにつけ加えますと昨日の委員長のアイデアの中で子どもたちが大人を投票に連れていく、そんな仕組みを作りたいというお話がありました。それにこの投票済証というものがお役に立てないかなと思いまして、そこで一つ私のアイデアなんですけども、この投票済証に、困ったときのチュッピー頼みじゃないですけども、チュッピーのイラストを入れる、もっと踏み込んで言うと限定、チュッピーが投票しているようなイラスト、版権の問題でできるのかどうか分かんないですけども、そういった形で投票に行くと限定のもの、ここでしか手に入らないチュッピーのイラストの投票済証というものが投票に行ったらもらえるよと、子どもたちもお父さん、お母さん連れて、おじいちゃん、おばあちゃん連れて投票に行ってこの限定の投票済証というものがもらえるという仕組みを作ってはいかがかなと思っております。 明るい選挙のイメージキャラクターの選挙のめいすいくんというキャラクターもいらっしゃいますが、こちらとのコラボのイラストというのはおもしろいのかなと思っておりますが、子どもたちに絶大なる人気者のこのチュッピー、当然大人にも大変人気でございまして、そういったものに対しまして限定の投票済証、収集してみてはいかがかなというような形でアピールする、これもいかがかなと思っております。こういったことがどれぐらい投票率の向上の特効薬になるかというのは分からないんですけども、少なくとも投票済証は単純に印刷をすればいいだけのものでございまして、いわゆる経費や手間というものはそんなにかからないと思いますので、是非取組を御検討されてみてはいかがかなと思います。 そういったものの準備とあとはアピール、投票をしていただきたい、本来であれば投票してその結果というものは私たちからしてみればいい政治をやっていい取組をやって、それが皆様の生活に役に立つというのがいわゆる投票する者に対する対価ではあると思うんですけども、その前に投票することによってそのあかしであるそういったものが手に入りますよというアピールというものをされてみてはいかがかなと思います。これは御提案でございますので、御検討をお願いできればと思います。 以上で、私の質問、非常に拙い質問ではあったかもしれませんが、これで終わらせていただきたいと思いますが、今後も市長並びに執行部の方、また市職員の皆様とともにこれからの子どもたちや若い世代の皆さんが10年、20年先もこの総社に生まれて良かったな、総社に暮らせて良かった、ふるさとが総社市で良かったと誇れるようなまちづくりを皆様とともにこれからも作っていきたい、そんな思いでおりますので、どうかよろしくお願い申し上げます。 これにて、私の質問終わらせていただきます。ありがとうございました。(拍手) ○議長(加藤保博君) この際、しばらく休憩いたします。約10分間。              休憩 午前11時3分              再開 午前11時13分 ○議長(加藤保博君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、11番小西義已君の質問を許します。 小西義已君。              〔11番 小西義已君 登壇〕 ◆11番(小西義已君) 議長から発言のお許しをいただきましたので、大きく2点について質問させていただきたいと思います。 私も先日の選挙で三たび当選させていただきました。また、このたびの選挙において市民の負託に応えるよう4年間頑張っていきたいというふうに思っております。残念ながら私も年には勝てず、今年69歳、来年には70歳という年になりますが、ぼけないように頑張っていきたいというふうに思っております。どうぞよろしくお願いいたします。 それでは、大きく1問目、通学路について(1)番でありますが、車道と歩道の区別のない道路での白線が薄くなっているが、このことについてお尋ねをいたしたいと思います。 このことについては総社市の中心部においては車道と歩道が区別されてきちっとされておると思いますが、特に田舎の道路ではそういった区別もなく道路の幅が広いだけであって白線が1本ほとりに引いてあるという部分で、その白線の意義について市長にお伺いをしたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(加藤保博君) 市長。              〔市長 片岡聡一君 登壇〕 ◎市長(片岡聡一君) 小西議員の御質問にお答えをいたします。 市内随所に生活道の中、各地域に白線いっぱいありますけれども、これが薄くなって消えているようでは市民の安全・安心が守れないものとして、これは補修する箇所があれば優先的に補修するべきであると認識いたしております。 ○議長(加藤保博君) 小西義已君。 ◆11番(小西義已君) 私も運転免許証をとったときが16歳でありまして、16歳のときから軽自動車を運転しております。今の軽自動車じゃなくて360㏄ということで16歳から運転をやっておりましたが、当時の道路というのはほとんど岡山県って国道2号線ぐらいのもんで、あとはもう砂利道というような状態で白線引くどころじゃない状態であったので、確か記憶しておりますが白線一本線ははみ出し禁止の道路だったというふうに思っております。 教育長にお尋ねをいたしますが、こういった白線の部分とか通学用の道路に対しての要望とかかなりPTAの方から出ておりますが、そういった部分についての要望というのはどういうふうな状況で進められているのか、お尋ねをしたいと思います。 ○議長(加藤保博君) 教育長。              〔教育長 山中栄輔君 登壇〕 ◎教育長(山中栄輔君) 小西議員の御質問にお答えいたします。 道路に対する要望は毎年大体50件ぐらいあります。それは、学校、PTA、それから地域の方々から上がってくる意見を現地を確認しながら優先度をつけて市の担当の部局の方に渡してると。その中で、例えばカーブミラーとかそれから信号機というようなものは、この辺は警察との関係もありますし、それから道路でも市道の場合は市でいいんですけれども、県道とか国道になりますとまたそういう対応が出てくるので、なかなかその辺は難しいということであります。 ○議長(加藤保博君) 小西義已君。 ◆11番(小西義已君) そこで、私もこういった若い世代の児童の母親についての話というのは選挙を通じてでないとなかなか入ってこないということで、特に子育ての親御さんからしてみると総社市は子育て王国ということでやっておりますが、なかなかそこまで行ってないなというのが現実で、そういった言葉しか返ってこないという部分で、特に私、小学校の学童の見守り隊で毎朝送っておりますが、もう既に3年目に入っておりますが、そのときに私の地元で通ってる小学生の子どもは1カ所だけ幹線道路を横断するところがありますが、そのときに横断歩道もない、そして子どもが止まるところに丸いこのくらいの円で足跡をつけて、そこで左右を確認してくださいよということでその部分だけありますけど、横断歩道も別に区別もないし、その道路を渡ると右側に白線があると。その白線の外側を子どもは通って学校に行くという状態でありまして、その白線というのは子どもにとっては命の白線である、そこを車が入ってこないというのが現実。ただ、道幅が狭いために交差するか対面で会ったときにはどうしてもその白線にはみ出して出てくるということで、前方から来る分については子どもたちは見えるけども、後ろから来る車については音しか分からないと。 そういった部分で運転手に、要するに安全をもう任せていると、子どもに安全じゃなくって運転手がきちっと守ってくれれば安全に通学できるというところから、白線というのは運転手のためにあるし、ましてや子どもはその白線からはみ出さないように通学をしているという状況の中で、そういった薄い部分というのは前も同僚議員が発言しておりましたが、全体的に薄くなってるんじゃないか、きちっとしたものができないのかということで、いろんなところに市長がお金を使っていろんなことをやっておりますが、そういった部分になぜできないのかなというのが疑問に思われているのは若い世代というので代表して質問させていただきます。その辺はどうですか。 ○議長(加藤保博君) 市長。 ◎市長(片岡聡一君) 今議会で地域力ということをうたい上げて、さらに地域のきめ細かな部分について予算を投入するべく前向きにこの白線の部分、道路全体的なものもあわせて予算化していくようにやってまいりたいと思います。 ○議長(加藤保博君) 小西義已君。 ◆11番(小西義已君) できるだけ、何かことがあって事故が起きてするんじゃなくって、前もって初めにやっていただきたいというふうに思います。 同じような質問になりますが、これも所属の委員会に関係する部分がありますので強くは言えれませんが、2項に入ります。 コンクリートの路肩の内側のくぼみに水がたまり、小学生が通りづらくなっている。道路の整備が必要と考えるがどうかということで、今の子どもは長靴は履いておりません。雨が降っても運動靴なんです。長靴を履いた子どもは保育園か幼稚園に通うぐらいの子どもであって、小学生はほとんどもう長靴は履いておりません。運動靴を履いてます。運動靴がぬれたくないということからそのくぼみを避けて通る、そうしたらどうしても車道を通らなければならない。きちっとコンクリートで側壁を固めたところにおいては、どうもアスファルトが沈んでしまってそこに水がたまる、水の行き場がないからそこで。それを子どもたちはよけて通ると。それは車が来てなかったら大丈夫なんですけど、車が来とったときにそういった分がふっと出られたら車は急に止まれないということで、その辺についてもきちっと整備をしていただきたいということと同時に、先般秦地内においても路肩が弱い部分で大型のトラック、いわゆるクレーン車がついたトラックと、それからコンクリートを回すミキサー車が緩んどった路肩にはまって田んぼの中に落ちるとか、側溝の用水路に落ちるとかということもありましたんで、そういった部分もどうかなということでお尋ねをいたしたいと思います。 ○議長(加藤保博君) 市長。 ◎市長(片岡聡一君) 第1問目の白線のライン引きとか横断歩道、それから先ほどの路肩であるとか道路の本体の部分などについてでありますけれども、今議会地域力予算、地域力ということ、地域の課題から目を離さないということを総社市の新たな柱として、もともとそう言っていたのですが、全市的な政策、例えば障がい者雇用であるとか全国屈指の福祉先駆都市であるとか雪舟くんを走らせるであるとか、様々な政策を行ってまいりました、全市的なこと。いま一度、もう一度、地域に戻っていくという政策転換というものをしないといけないと思います。 今、現実的に土木担当員さんの予算あるいはその周辺の農道であるとか、あるいは教育委員会が50件と言ってましたけれども教育委員会の部分、またその軽微なものの地域応援課がつかさどるものなど含めると、大きく全予算で3億2,000万円ということになっております。この予算で行きますと、そうはいっても私が市長に就任してからこの総額を減らしたことは一度もありません。かなり頑張ってそこの部分に投入したとは思いますけれども、ただ現実的に見て各地域の土木担当員さんが年に1カ所やったらもうそれで終わりみたいな規模になっていると思います。本当に御迷惑をおかけしていると思っております。 そこで、来年の当初予算にこの道路を中心とした地域力予算というものを1億円増額してパッケージで作りたいと思います。地域力予算として1億円、これをとりあえず暫定3年間続けて道路整備ということに特化して使っていく。それぞれの地域の細かな、さっきおっしゃったような路肩が崩れているであるとか、舗装が剥げているであるとか、白線が消えているであるとかというところを1億円パッケージとして創設するための予算案を来年の議会に当初予算の中で盛り込んで考えていきたいと思いますので、そのときは十分御審議をいただきたいと思います。 ○議長(加藤保博君) 小西義已君。 ◆11番(小西義已君) 地域に関する予算を増額するというお話ですが、特に土木担当員の皆さんに聞いていただいて、特に危険であるというところから始めていただきたい。どうしても道路拡張するとか云々ということがあれば土地の買収もあろうし、そういった部分も含めてきちっと土木担当員ときちっと話をしてどうしてもここは先にせないけんというところがあれば、やっぱり先に危険な箇所から始めていただきたい。子どもにとってもかけがえのない総社市民でありますし、これからどんどんどんどん大きくなって総社のために働いてくれるということから、もっと子どもを大切にしていただきたいというふうに思います。 次の2番の農協跡地の利用について再度お尋ねをいたします。 この件については平成27年3月議会で私も質問させていただきましたが、その後の進捗状況をお尋ねしたいと思います。 まず1点目は、農協の秦支所の跡地の建物の利用はできないかということで前回質問をさせていただいておりますが、これももう既に20年は経過してると思います。その後、JAとの協議はどういうふうになっているのか、話をされたのかしてないのか、お尋ねをしたいと思います。 ○議長(加藤保博君) 市長。 ◎市長(片岡聡一君) 経緯について担当部長から答弁いたします。 ○議長(加藤保博君) 産業部長。 ◎産業部長(中田暢彦君) 農協秦支所の跡地の建物でございます。 命によりまして、私の方から答弁をさせていただきます。 具体的な協議はできていないというのがその後の現状でございます。今回の質問に当たりましてJAに聞きましたところ、JA側も処分したいという意向ではありますが、話がまとまっていないという状況でございます。 以上でございます。 ○議長(加藤保博君) 小西義已君。 ◆11番(小西義已君) 先般、JAの組合長と話をする機会がありましたんで、組合長と話をさせていただいた結果について私の方から申し上げますと、総社市側から一向に連絡はないと、組合長も逆に市長と1回懇談をしたいというようなこともありますが、要するに秦支所の跡地というのは中に道路があって登記ができないという部分で、もうこの建物の土地については売れないということで、どうぞ自由に使ってくださいという話がありましたんで、是非ともその利用をどういった形で利用するかというのはいろいろ地域の地元の人間に尋ねていただいて利用の方法ということがあると思いますが、そこで2項に入りますが、久代にハイブリッドメガ団地ということで桃の団地ができるというふうになっておりますが、その中で研修生が何人来られるか分かりませんが、そういった部分もよそから来たときにいわゆる宿泊設備がないと、空き家がどうのこうの言うたって空き家がすぐに決まるわけでもないし、そういった形でちょっとした宿泊設備と研修ができる部屋かスペースがあればというふうに私自身は思ってるし、あと秦のブドウ組合の方もそういった部分が欲しいな、だからせっかく建物があるのにそれを利用せずにそのまま放っておって崩れるのを待つのか倒すのが早いのか、どちらが早いかよく分かりませんが、今だったらまだまだ使えるというふうに私は思っておりますし、そういった部分をしっかりとJAと話をしていただきたい。 その利用方法については2階にも大きな会議室があるし、西公民館の秦分館の関係についても時たま大勢の人数が集まるときにはあそこはいっぱいで入れない状況もあるし、そういった部分ではその分館の分室という形で2階が使えたらどうか。それともう一つは、災害によって高梁川堤防が決壊することでもあればいち早く高い建物に一時避難できるだろうということで、そういった部分もいつまでも鍵がかかった状態で空き家のような状態になってるところは活用してはどうかなということで私の意見を述べさせていただきます。 ○議長(加藤保博君) 市長。 ◎市長(片岡聡一君) 了解いたしました。秦の地元の方々の御意向も踏まえて、山本組合長とお話をしてみたいと思います。いろんな相談をして、どういう解が得られるのか検討してみたいと思います。 ○議長(加藤保博君) 小西義已君。 ◆11番(小西義已君) 組合長は直接市長に会いたいとは多分言わないと思いますが、担当の農協の職員の方が市長に一応コンタクトをとって会いたいということで、なかなか市長に会っていただけないそうですから、是非ともそういった話はよく聞いてあげてやってください、お願いいたします。 これで、私の一般質問は終わります。(拍手) ○議長(加藤保博君) 次に、16番頓宮美津子君の質問に入る前に、この際私より申し上げます。 頓宮美津子君から一般質問に際し、議場へのパネルの持込み並びに議場での資料配付の申出があり、あらかじめこれを許可いたしておりますので、御了承願います。 では、16番頓宮美津子君の質問を許します。 16番頓宮美津子君。              〔16番 頓宮美津子君 登壇〕 ◆16番(頓宮美津子君) 議長より発言のお許しをいただきました公明党の頓宮美津子でございます。私も5期目に当選させていただきまして、これまで以上に市民の目線で全力で頑張ってまいりたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 さて、今週12月3日から9日までは障がい者週間ということで、市役所の1階ロビーには障がい事業所さんの写真を通じて活動が展示されていらっしゃいますけれども、多くの市民の皆様にしっかり見ていただいて、総社市の障がい者雇用、御協力いただけたらなと思っているところでございます。 それでは、通告に従いまして一般質問させていただきます。 今回は大きくは4点、公園整備について、働く婦人の家について、中心市街地の活性化について、教育行政についてお尋ねいたします。 それでは1番目、公園整備についてであります。 今回の質問はこの選挙戦通じて市民の皆様からいただいたお声を質問させていただいておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 この夏、動いておりましたときに駅南区画に大きな公園ができておりました。7月の時点では、今たくさんあるんですけど、真ん中に何か屋根のある六角形ぐらいのベンチのみしかなかったようで、そこに赤ちゃん連れのお母様がいらっしゃって、どうですかって聞いたらこの公園こんなに広いのにこれだけなんですかねって言われるから、その先の設計とかそういう段取りが分からなかったので、またいろいろ聞いてみますと言って、このたび質問をすることで行ってみたら、大変たくさんの遊具ができておりましたし、健康遊具もありましたし。ただ、その中で真ん中にあるベンチは屋根がついてましたけど、幾つかベンチがありますけどそれには日よけもありませんでしたし、あと木が何本か植わってますけど、これの広さであの木が大きくなったときにもう少し日陰がある方がいいなと思ったんですが、公園整備に関して将来のイメージを想定した設計に基づいてしているのか、どういうことで公園の遊具とか木とかという設置をされているのかなということが気になりましたので、お尋ねします。 ○議長(加藤保博君) 市長。              〔市長 片岡聡一君 登壇〕 ◎市長(片岡聡一君) 頓宮議員の御質問にお答えをいたします。 公園につきましては、遊具の設置については子どもだけではなくてお年寄りの健康遊具、健康器具なども含めて老若男女対応型ということを標榜しております。そして、樹木については将来的に管理面でも支障を来さない、巨木になるであるとか、そういうものを植栽し、将来高木となれば道路からの公園の中が少なくとも見渡せるだけのものの樹木は将来的な大きさも含めて設計、管理しているところでございます。 ○議長(加藤保博君) 頓宮美津子君。 ◆16番(頓宮美津子君) ありがとうございます。 今回、この公園は写真には撮ってきていないんですが、私が想像するとこのまま大きくなっていったらちょっと樹木は足りないんじゃないかなというふうに思いますし、あれがどのぐらいの巨木になるのかというのは分かりませんが、当然専門家がやってるとは思うんですけど、よく小学校とか建てるときに設計がありますよね、木がこういうふうになりますよという想定。公園もある程度なんかそういう設計絵図みたいなものをきちっと、誰が考えて誰が設計してるのか分かりませんけど、そういうものに基づいてやっていくべきじゃないかなというふうには思います。 今後、これからまた駅南区画のような大きな区画整理はないかもしれませんので大きな公園ができないかもしれませんけれど、今後もしそういうことがあるとすればちゃんときちっとした設計に基づいてイメージ図というんですか、そういうのを作った上で設置してはどうかなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 では、2番目に行きます。 古い公園には利用も少なく、さらには整備がされてない状態も多く見られました。今回、いろんなところを回っていて、本当に子どもの声が聞こえるところ、全く皆無なところ、草ぼうぼうのところ、様々大小いろいろありましたけれども、その中で今固定資産台帳が作られておりますが、公園が全部要らないというわけではありませんけど、絶対残さなければいけないというのと残さなくてもいい公園がもしあるのであれば、そういったものはマネジメント今後していく上ではそういう公園の整理計画というのはあるのかどうなのか、お尋ねします。 ○議長(加藤保博君) 市長。 ◎市長(片岡聡一君) 全市で公園と称されるものが108カ所ございまして、国の基準で0.3ha以上5ha未満の集合住宅地についてはある一定以上の空閑地、いわゆる公園というのを防災面からも設置しないといけないという率が設定されておりまして、その部分に0.3ha以上5ha未満の住宅地に合致しないものであれば、草だらけになっているものはスクラップ、いわゆるFMの対象になろうかと思いますが、現在生きている法的要件を満たすがための公園の部分についてはこれを撤去することができないので、それが草ぼうぼうになっていれば何らかの方法を考えてビルドしないといけないということになっております。 いずれにしても、将来を見据えて地域の方々とも相談をしながら抜本的に年次的な改修計画というのは108カ所の公園について見直してみないといけないと思っています。 ○議長(加藤保博君) 頓宮美津子君。 ◆16番(頓宮美津子君) ありがとうございます。 ミニ開発でできた公園は撤去できないというのは周知しているところではありますが、そういったところは公園管理委託料、わずかですけど町内に出しておりますので、そこで整備していただくとはあるんですけど、例えば少し大きな公園、全国いろんなところに行ってみると公園を使って様々な行事をしている。当然総社市でも夏祭りとかはいろんな公園で盆踊りとか使ってはいるんですけど、それ以外に都会に行くと毎週土日に何か公園でやっているというのを見受けられます。古本市であったり子どもの朝市だったり子どもバザーだったり、いろんなことを公園を使ってやっていました。名古屋ですとビール祭りとかというのが企業にお貸ししてそこでそのにぎわいを作っている。 総社市の都市公園条例、あれの中を見ても営利目的であれば有料でお貸しすると書いてありましたので、そういった今後地域にも子ども市なんかではお金の若干ですけど売買が生じますので、それは保護者に管理していただきながらあれですけど、そういった小さなお金が動くようなものでも公園をしっかりお貸しして、町内の皆様に本当にこの公園で和気あいあいとイベントやコミュニケーションがとれるなというような使い方も今後公園ではあってもいいのではないかな、そうすると日頃からそれを使っていくと1年に一遍か二遍の草むしりではなく、使う方が一生懸命整備をしたりとか、町内でも率先してそういうことが起きないかなというふうには思ってるんですけど、その辺どうでしょうか。 ○議長(加藤保博君) 市長。 ◎市長(片岡聡一君) 公園によってもそうやって活発に利用されている公園もいっぱいあると思います、ない公園もあると思います。まちまちだと思いますけれども、例えば私はよく通る西大町の公園なんかは中央2丁目でありますが、市成公園か、本当によくグラウンドゴルフとかしょっちゅうやっていますし、午後は子どもがいっぱい遊んでいる公園になっていたりしますが、やはり今受皿が直轄、市が管理している公園と、それから自由枠交付金でお任せをしている公園と二通りございますが、直轄60の公園なども含めてやっぱり有効活用については自由枠交付金制度の各会長方々によく今の議員の意向は伝えて、有効かつ良く公園を使ってほしいということをお願いしていきたいと思います。 そのことをまた3年ごと自由枠交付金を見直しておりますけれども、その公園活用の在り方なども工夫をしていただいて、それが何らかの加算ポイントになるような仕組みでもできればこれからもっと良くなると思いますので、自由枠交付金制度の会議の中で提案してみたいと思います。 ○議長(加藤保博君) 頓宮美津子君。 ◆16番(頓宮美津子君) 市民の皆様が使う分には全然いいと思いますけれど、分かりました。 次、行きます。 3番目、石原公園にSL車が展示されていますが塗装が剥げている。対応は考えているのかということで、今回資料をお配りした1番目の写真がこの写真です。たくさん撮ったんですけど2枚だけ御提示いたしました。D51形蒸気機関車889で、これです、D51形蒸気機関車です。この機関車のここの部分が暗いので裏を見ていただくとよく塗装が剥げているのが分かりますけど、これ何年もこの状態でずっと気になっておりまして、今回元鉄道の方とお話しする機会があって、昔はここメンテナンスやってたんだという話で、総社市がかつて手を挙げて、この機関車を受けてくれる自治体はないかといったときに総社市が手を挙げたと。それで、これが昨日森部長が伯備線走っとったんだよと言われて、私はその時代は知らないので何かびっくりしましたけど、何か夢があるものではないかなって、好きな方はもう本当にどうしようもないぐらいお好きなんじゃないかと思うんですけど、せっかく設置をしてありますのにこのままの状態では本当に悲しいのではないかと。まして大きく柵を登って中に入らないでくださいという都市計画課の大きな看板はありますけど、このD51形蒸気機関車がどういう経緯でここに設置をされてこれはいつの時代にどういうふうになってたかという説明も何にもないんです。それも何かさみしいなって思うので、このことに対しては私は撤去ではなく維持管理をするべきではないかなって。それでどのぐらいお金がかかるか分かりませんけれど、手挙げ方式で是非これをお好きな方たちに、完全ボランティアでなく有償ボランティア的にかかった費用は実費精算していただく方がいいと思いますけど、これを維持するために、また子どもたちがこれを見に来てもらえるように設置し直すべきではないかと思いますが、この点はいかがでしょうか。 ○議長(加藤保博君) 市長。 ◎市長(片岡聡一君) このD51形蒸気機関車はもう本当に総社市にとって貴重な財産だと思っておりますので、お金がかかったとしてもメンテナンスをして未来に伝えていきたいと思います。何か柵がしてあって入れなくなってますが、あれはD51形蒸気機関車のプレートなんか結構今マニアの中ではすごく高価なものになっていて盗難防止みたいなことにもなっておりますけれども、これは本当に我が市の財産としてメンテナンスしていきたいと思います。 いろんな市民の方からいろんな意見を聞いたりしておりまして、例えば石原公園余りみんながあのD51形蒸気機関車はもう見に来たりしていないので、例えば美袋駅の前に置いたらどうかであるとか、サンロードの中庭に移したらどうかとか、いろんな市民の方からの提案があったりもしましたけれども、よく相談しながら、あれは本当に貴重な財産として未来につなげていきたいと思います。 ○議長(加藤保博君) 頓宮美津子君。 ◆16番(頓宮美津子君) ありがとうございます。 盗もうと思えばあの柵は越えられるかもしれませんけれど、総社市の財産が存続することを、いい御答弁いただきましたので。 では、次に参ります。 2番目、働く婦人の家についてでございます。 働く婦人の家につきましては、昭和51年勤労婦人福祉法に基づき設置をされまして、現在は男女雇用均等法に基づいて働く婦人の家というのはあるんですけども、今男性とか女性とかということではなく、男女間の格差を埋めるべき相談や女性の地位向上のためにこれまでこの働く家は御貢献いただいたんではないかと思うんですけど、また女性のそういう格差是正とかDVとかセクハラとかパワハラとか、まだまだそういう問題が解決してるとは言えませんけれど、今あそこの働く婦人の家の利用者を見ると子どもから大人まで、働く婦人の家というふうに看板があるとなかなか講座に男性が、行ってはくださってます、館長も男性が多かったですし、ただ使いにくいというお声もあるようでございますし、この際私通告では男女共同参画センターって書きましたけれど、私名前には固執しないで、ある意味市民の皆様に公募してもいいかもしれません。一億総活躍の時代ですから、総社市7万目指して7万総活躍センターでもいいんですけど、例えば皆様からお名前を公募して、老若男女あらゆる方たちが気軽に使える、公民館とはちょっと違った、NPO団体の皆様も気軽に会議に使っていただけるとか、誰もが使いやすい、いいセンターに出直したらいかがかと思いますが、どうでしょうか。 ○議長(加藤保博君) 市長。 ◎市長(片岡聡一君) 市長に就任して10年たったと申し上げましたが、10年前に僕もよく覚えているんですが、婦人大会とか男女共同参画の集会があったときに、極めてその発言については気を付けるようにみたいな、女性の立場重視みたいに言われて、そりゃそうだと思っていたんで女性の地位向上であるとか社会参画について男の方が社会全体が迎え入れるようにやっていこうというスピーチをよくしておりました。 最近、何か男がもっと頑張れみたいな、集会をしてもなぜ男がこんなに少ないんだ、女性しか来れないんじゃないかみたいなそういう風潮になっておりまして、あの頃の昭和51年からそして今から10年前の男女共同参画のテーマというのはだんだん変わってきて、本当の意味ではもうちょっと男の方が社会活動に腰を上げていかなければいけないみたいな男女共同参画論になりつつあります。 その上で、やっぱり一応働く婦人の家としての役割というのは果たせたかなというふうに思っておりまして。そういう意味では今回この使い道を変えるということは条例を変えていかなければなりません。そこで、また議会にも相談しながらここで一区切りとして新たな役割を持つ施設に変えていくということが今本当にタイムリーな判断だと思いますので、その方向で名称についてもどう考えていくのかについて協議してまいりたいと思います。 ○議長(加藤保博君) 頓宮美津子君。 ◆16番(頓宮美津子君) ありがとうございます。 あそこの場所がとてもいいんです。相談をする場所にしても奥まったところに畳の部屋もありますし、メンテナンスが少し必要になるかもしれませんけれど、私はあの場所とあの建物、とても大事に思っておりますので、今市長からお答えいただきましたので。また相談体制をしっかり、ゆうゆうとか貧困とか人権センターとかありますけど、あそこも男女問わずLGBTの問題もありますし、誰もが気軽に立ち寄ってできるということも是非お考えいただきたいと思いますし、また条例が改正になったときにしっかりと議会としても意見を言わせていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 それでは、3番目に参ります。 ○議長(加藤保博君) 16番頓宮美津子君の一般質問の途中ではありますが、この際しばらく休憩いたします。再開は午後1時といたします。              休憩 午前11時55分              再開 午後1時0分 ○議長(加藤保博君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 引き続き、頓宮美津子君の質問を続行いたします。 頓宮美津子君。 ◆16番(頓宮美津子君) では次、3番目、中心市街地の活性化についてお聞きいたします。 1番目に、歩いて暮らせるまちづくりを目指すのに最も適していると思われる中心市街地のにぎわいづくりを考えてはいるのかということでありますけれども、選挙が済んでから大体5カ所ぐらいのセミナーに行ってまいりまして、様々いろいろずっとたまっていた興味のあるところの講演、セミナーに行ってまいりまして、その中で高齢社会をチャンスと捉えていろいろ実施していこうというようなセミナーがありまして、その中で総社市を見渡してみますと、東総社駅中心の昔「れとろーど」やってました、今「宮筋ものがたり」してる、あの市街地が本当に歩いて暮らせるまちづくりに一番適しているのではないかなというふうに思うんです。 ところが、今ドーナツ現象で中心市街地、高齢化も進んでますし、なかなか道も狭いですし、ですけどそこはやっぱりこれから本気で考えていくならば吉備線沿線もあるし、あそこから半径1㎞から2㎞以内には何でもそろっているということを考えると、高齢者だけでなく若者もターゲットにしたまちづくり、あそこでできるのではないかなというふうに考えるんですが、市長のお考えをまずお聞きしたいのですが。 ○議長(加藤保博君) 市長。 ◎市長(片岡聡一君) 今議会に地域力ということをうたいこんで新しくやっていこうということで、駅前とかあるいは商店街も一つの地域でありまして、総社市いろいろウイークポイントがありますけれども、本当に総社市の駅前がさみしいということは大いなるウイークポイントであると思います。これはやっぱり総社市の抱える問題としてそこから目を離さないでやっていくということを心がけていきたいと思います。そりゃ道のりは遠いかもしれませんが、今立地適正化計画をやっていたりとか、岡山市長が再選されましたのでLRT化の議論というものを向こうの岡山市の状況もあわせながらJR西日本とどういう協議をしていくのか、これからキックオフに入っていきたいと思います。いずれにせよ、中心市街地、歩いて暮らせるまちづくりというのは重要なことだと思います。 ○議長(加藤保博君) 頓宮美津子君。 ◆16番(頓宮美津子君) 私が嫁に来た頃にはあそこの商店街にまだ屋根がありました。アーケードになっていましたけれども、「れとろーど」が10年、1年お休みして「宮筋ものがたり」2年、本当にアーケードが取っ払われてからあそこの商店街はかなりいい意味での様変わりをしているのではないかなと考えます。 最近、若い人があの商店街筋のあるお店に行きましたら、畳なので若い赤ちゃん連れのお母さんが子どもを自由にって、カフェとかレストランで子どもがはいはいできるお店ってなかなかないんじゃないかなと思うと、子どもを安心して遊ばせながらお母さんがお食事もできるというああいう古民家を再生したレストランとかというのは大変いいのではないかなと。 あれがどんどん増えていけば、今商人事業やってますけど、増えていけば若者の働く場所もできるし、またあそこ、特定のお店の名前は挙げれませんけど夜までやってるんですけど、そこでお酒を飲むこともできるし、例えば県大の周辺を何とかというふうに市長おっしゃってますけど、例えば電車で一駅乗ったところににぎわいのまちがあれば、若者は学校終わって大学終わって一駅乗ってそこでアルバイトをしたり、そこで御飯をしたり、そこにアパートがどんどんできればそこに住むこともできるかもしれませんし、決して大学の近所でなければいけないということはないのではないかなって。 考え方の一つとして発想の転換をするとあそこの中心市街地、東総社駅あるいはそこのもう少し駅の方に延ばしていけば、私はあそこの方が時間的に早くまちのにぎわいが創出できるのではないかと。 東総社駅から南に歩いてくるところにも空き地があります、昔ボウリング場、映画館があった、ああいったところに集客施設ができれば、またそこでギャラリーがあったり、また県大生の発表する場所があったり、コンサートができるようなものがあればもっと人が集客できるし、10年後、20年後にもしLRTがなったとしてもそれを見に岡山からそこを目的に乗ってくる人もいるかもしれません。 そういった10年後、20年後ににぎわいを創出するための布石を打てるのがあの地域だなと思うんですが、再度お聞きします、どうでしょうか。 ○議長(加藤保博君) 市長。 ◎市長(片岡聡一君) まさしくそうでありまして、総社の総社宮を中心としてあそこの商店街というものは大事に、将来新しい総社の武器になるように、立地適正化計画の中に盛り込んだり、その過程の中でミニ開発をしたりとか、積極的にその地域を伸ばしていく政策をとっていきたいと考えています。 ただ、ここお金が本当に、今までもかけておりますけれども、なかなか厳しいものがありますけれども、立地適正化計画を今策定中でございます。もう間もなく素案みたいなのができ上がってくると思いますけれども、頑張ってまいりたいと思います。 ○議長(加藤保博君) 頓宮美津子君。 ◆16番(頓宮美津子君) ありがとうございます。 せっかく総社を選んで移り住んできてくださった若い方たちが本当に総社を選んで良かったって思えるまちに、そのためには市民のニーズが必要ではないかなというふうに思います。 2番目に移りますが、その中で今まちのにぎわいを創出するための一つの武器としてイベントがあります。特に、中心市街地で行われているイベントたくさんございます。今回、先ほど山田議員が御質問で引用された夏に行われたこの市民アンケート、これ年代別、地域別、すごくこれを細かく分析をするといろんなデータが得られるのではないかなと思いまして、これを見てもこの地域は住んで良かったと思うけれども、自分の市政が反映してるとは思えないとか、かなり地域によって地域差があったり出てくるので、特にこの中心市街地で行われている例えば今週4日に点灯式が行われたイルミネーション、またそれから最後に締めのこたつライブ、また「宮筋ものがたり」も今盛んにされてますけど、あと総社市の事業とすればマラソンとか様々いろいろありますけど、特に市街地の皆さんや若い人から要望があるお祭りというのは、昔行われていた商店街筋の盆踊りとか、歩いて露天があったり歩いて楽しめるまちというのがもう一遍やってもらいたいという声をすごく聞くんですけど、あれは1日で河川敷で終わってしまうじゃないですか。 何か楽しみながら歩きながらしゃべりながらというのが人間は好きなのかなって思うんですけど、その中でイルミネーションも点灯式は今年協賛企業も増えて大変にぎやかになってますけど、それで終わってしまうのではなくそれと何か連動するものがないと、そのイルミネーションやって何かつながらない。そこから例えば今「歩得」というのが12月号の「広報そうじゃ」にありましたけど、例えばイルミネーションを見てまちなかきらめきウオーキングをして帰ろうとか、何か次のイルミネーションと健康につながるもの、イルミネーションと経済効果が出てくるもの、どうやって皆さんにお金を落としてもらうかとか、それと何か連動するようなものを組むとにぎわいが生まれてくるのではないかと、そこに住んでらっしゃる方と若者の意見とそこに企業が入って何か新しい商品を生み出すことによって、物づくり、まちづくり、楽しみづくりという三つの3本柱が合体したときに市民の皆様が心からこのイベントは楽しい、このイベントは長くやってもらいたい、私もこのイベントの主催者側になりたいというような、そういうふうにつながっていくと効果があるのではないかというふうに考えるわけです。 そういった事例は様々な研修でお聞きしてなるほどなって思ったんですけど、総社いいことをやっていても何かそれが一つで完結してしまってなかなか連動されていない、高齢者も喜ぶ、若者も喜ぶ、そういったことが必要なのではないか。 ですから、総社市にぎわい創出事業として市民提案型事業を少し拡大して、まちなかのにぎわいを生むために何かいい御提案ありませんかというような、そういったことも考えていってはどうかなと思うのですが、その中で一番私が気になってるのはこたつライブ。こたつライブは私も最初の頃は司会もやりましたし、今年もいつもやるんでしょって言われてるんですけど、あのこたつ布団が6年目となると傷みもありますし、どのように管理しているのかというのが気になるので、その辺がそろそろ少し検討するべきではないかなと思うのですが、どうでしょうか。 ○議長(加藤保博君) 市長。 ◎市長(片岡聡一君) 御質問の前段で、まずにぎわいの創出というのを手挙げ方式の市民提案型というのはまさしく的を射たやり方なんで、それはやっぱり市民の方から提案を求めるような形でやりたいと思います。 いつも思うんですけれども、「宮筋ものがたり」1年ブランクがありましたけど今年2年目で、土曜日の夜なんかもう大変なにぎわいでありました。それから、例えばちょっと昔になりますが、今プロボクサーになりましたけど清水聡選手が銅メダルをロンドンオリンピックで獲得されて駅前から市役所までパレードしました。 僕はもうあの二重、三重になった人垣の群衆を見て驚いたんですけれども、総社というところは何か本当に見たいものがあればどっと人が集まる力は持っているが、それが一つの点でしかない。おもしろいときには来るけれども、それが続いていかないので、イルミネーションも今、夜6時頃ここが渋滞になるぐらいよそから見に来られていますけれども、それをメインにしていくということをいま一度市民提案型なども含めて考えるべきだと思います。 さらに、こたつの保管方法については、担当部長から答弁いたします。 ○議長(加藤保博君) 産業部長。 ◎産業部長(中田暢彦君) 命によりまして、こたつの管理状況を私の方からお答えさせていただきます。 まず、こたつ本体でございますけれども、これは旧雪舟荘の方の今倉庫として使っている部分に保管しております、こたつ本体でございます。それから、こたつ布団であるとか座布団、これにつきましては、商工観光課が山手出張所にいます関係で山手出張所の倉庫の方に保管しております。保管方法でございますが、圧縮袋ございますね、これに密封して保管しておると、そしてイベントの前には天日干し、そしてイベントの後にはまたこれも天日干しという形で保管しておる状況でございます。 以上でございます。 ○議長(加藤保博君) 頓宮美津子君。 ◆16番(頓宮美津子君) 久々の質問で時間配分がうまくいかないかもしれないんでちょっと焦りますけれど、こたつ布団って管理大変です。圧縮袋から出したときに異様な臭いがするはずです。天日干ししてるだけでもちょっと大変かなと思うので、縮小とか管理方法とかもう少しお金をかけなければいけないところはかけなければいけないとか、そういったことを是非検討していただきたいなというふうに思って、次に行きます。 教育行政について、まず1番目、通学路の安全・安心についてであります。 新たに今地域によっては家がどんどん建って、今まで子どもが通らなかったようなところを子どもが通ったり、また車が通ったり、思いも寄らない通学路ができたりということがあるようでありまして、皆様にお配りしている3枚目の写真が、これが御相談いただいた場所です。この場所、あるいはその裏、どちらが裏か表か分かりませんけど、ここに朝大変子どもが通って車も通っているようであります。昔から全然通らなかったかというとそうでもないようでありますが、こういった通学路はガードレールをつけるわけにもいきませんし、道を広めることもできません。ですけど、この溝に落ちてしまった子どもがいるそうであります。午前中小西議員もおっしゃっていましたけれども、こういった手だてがなかなか難しいような通学路、そういったものに対してはどういうふうに対策をしているのでしょうかということであります。 ○議長(加藤保博君) 教育長。              〔教育長 山中栄輔君 登壇〕
    ◎教育長(山中栄輔君) 頓宮議員の御質問にお答えいたします。 先ほども申し上げましたように、毎年学校、それから地域の方々、土木担当員さんと集まっていただいて、それぞれから提案といいますか要望を出していただいて一応リストにしています。それを毎年土木部門、市の方と連携しながら進めてるわけですけども、確かに議員のおっしゃいますように、例えば中央小学校のあたりはもう本当に道が変わってきとるということと、かなり狭くなってる、子どもたちも増えてきてるということで、非常に危険だということは認識しております。 そういうことを踏まえて、これから学校、地域と連携しながら現地確認も進めながら優先順を決めてやりたいと。幸い市長が1年間1億円、3年間3億円ということをおっしゃっていただきましたので、是非その中で頑張ってやりたいと思います。 ○議長(加藤保博君) 頓宮美津子君。 ◆16番(頓宮美津子君) ありがとうございます。 子どもが少なくなっているところにはそれなりのまた悩みがあり、子どもが増えているところにはこういった悩みがまた出てくるわけで、地域、まちづくりに予算を入れていただくのは有難い話ですけど、地域、地域によって子どもに対する悩みが違いますので、こと通学路に関しては別枠にしなければいけないのではないかなというふうに思うのですが。 次に、例えば通学路に何も線がないところに線が引けるのであれば線を引くとか、停止線を設けるとか、止まれのかわいい足マークを描くとか、通学レーンに色を塗るとかいろいろ方策はあるようでありますけど、先ほどのこのところには、土木の方にお話を聞いたときには水路でありますので全面的に蓋をするわけにはいかないが、特に危ないところとか、特に細くなっているところにはこのように蓋をするとか、一部に蓋をするとか。少しそういうことができるのではないかなというお話でしたので。 また、山手小学校のところには通学路のレーンの中に全面的にすごくはっきりとした色を塗ってますけど、あれ全面塗るとお金がかかるので、例えば岡山市のある30号に向かう通学路なんですけど、白い線のところに脇に沿ったように全面ではなく同じ幅ぐらいの色のついた線を引いてます。これだったら少し安く済むというふうにありましたし、これはもうちょっと先に通学路って大きな字が書いてありますけど、こういったことも踏まえていろんな方策が、当然要望が出されているのだと思うんですけれども、今お答えいただいたのが2番になると思いますので、これは先ほどのお答えがこれに合致すると思うのであえてお答え聞きませんけれど。 次の、通学路の例えばこういうふうに大がかりではないちょっとしたことで解消ができるような小規模工事の中は先ほど土木予算に組み込まれていると、今回1億円つけましょうというのは小規模工事も含めての話じゃないかと思うんです。 土木担当員さんはいつも教育委員会から通学路のそういう小規模工事の要望が来たときに地元からの要望も聞いていて、それで通学路は優先順位を高めたいからといってやった場合、ほかの地元からの要望が後回しになると土木担当員さんは大変心苦しいことがあるんだということを聞きます。それで、土木の小規模工事の場合は7月締めとか12月締めとか締めがありますから、その間にまとまるまでなかなか執行できませんよね。 ですが、例えばあらかじめ幾らって毎年、年の初めにこれだけの通学路の予算を教育委員会につけていただければ、教育委員会は常に学校と連動して優先順位を上げた通学路の工事なんかを土木にお願いをすればそこで発注をして、ある意味スピード感を持って対応できるのではないかなというふうに思いますし、土木担当員さんも余り御負担がなくて済みますし、何でもかんでもまちづくり協議会に予算をつけて通学路まで全部見なさいとなると協議会の皆様も御負担が増えますので、こと通学路に関する安心・安全の工事に関しては教育委員会にお任せできるような予算を組んでいただく方がいいのではないかなと思うのですが、その辺は教育長と市長と両方お答えいただけますでしょうか。 ○議長(加藤保博君) 市長。 ◎市長(片岡聡一君) ありがとうございます。 結果的に、これから来年の当初予算を審議する議会に御提案させていただきたいと思います。これから仕組みなどについてはよく検討しながら考えてまいりましょう。 今、思っていることは、これは一般質問で答弁をしているわけでまだ素案が固まったわけではございませんが、今まで道路予算、土木課、地域応援課、農林課、そして学校教育も含めて3億2,000万円程度の総額に、新たに1億円を3年間創設しようとするものであります。その1億円は道路の補修、新設もあるかもしれませんが、特化して1億円創設したいと思います。その過程の中で教育委員会にはその1億円の中である一定率の金額を持っているという形に仕上げたいと思いますが、実際地域、地域で運用していく場合に、やっぱり学校関連が土木担当員さんを通り越えてしまうということがあるとなかなかチームワークが良くいかないので、そこら辺はよく注意しながらあくまでも土木担当員さんを受け皿としながら地域の中で練り上げてもらって、その総額が1億円という形になる。結果的には教育委員会である一定率の金額を持っていると、権利を持っているという1億円の中身に仕上げられたらいいかというふうに思いながら、次の議会で御提案申し上げたいと思います。 ○議長(加藤保博君) 教育長。 ◎教育長(山中栄輔君) 一定の予算をお付けいただくのは非常に有難いことですが、具体的に進めようと思うとまた連携をしないといけないということで、市全体から見るとやはり優先順位も変わると思いますので、だからある程度の枠は、ぼやっとした枠でいいんですけどアバウトな枠は欲しい、ゼロは駄目なので。今大体20件ぐらい毎年20%かな、やっていただいておりますので、それが恐らく倍ぐらいにいくと思うのでかなりのことができると思います。そういう意味では非常に今回の提案は有難いです。関連部門とよく連携して進めたいと思います。 ○議長(加藤保博君) 頓宮美津子君。 ◆16番(頓宮美津子君) ありがとうございます。 昨日も朝、土木担当員さんのもとへ伺ってお話ししてまいりましたけど、本当に土木担当員さん、子どもさんのことも本当に真剣に考えていただいて、ただ地域によっては本当にお忙しい方もいらっしゃいますし、こういうシステムがうまくいけばいいなと、土木担当員さん抜きにするという意味では全くありませんので、よろしくお願いいたします。 それでは、次の教育行政の2番目、がん教育についてであります。 文部科学省はがん教育の重要さから学校の授業に取り入れるよう今通達をしているようでありますが、今がんは2人に1人ががんになると。女性は47%で男性が63%ということで、結局男性は3人に2人ががんになるというふうにデータが出てるようでありますが、がんは早期発見をすれば90%治るがんというふうに言われておりますが、先月兵庫県の加西市というところで、文部科学省のがん教育の推進の一番中心でやってらっしゃる東京女子医科大学がんセンター長の林先生が加西市の小学校の6年生にがん教育の公開授業をするということで聞きに行ってまいりました。 実際に6年生にがん教育2時間こまをとってましたけれども、この先生はがんはもう治る病気になっていると、意識改革が必要だって、子どもから意識改革をしてもらわなきゃいけないというふうに思われたようですけれど、この本がそのまま講演になってましたけど、そのためには学校現場に行かなければいけない、ところが学校現場はなかなか難しい、外部の人が入るのは難しいということで、この先生自ら教員資格を取って、そこで学校現場でいかにして子どもに教育をしていくかというところから出発された本当にすばらしい先生の講演でした。 本当に子どもの心をつかむのは上手で、私も行くまではがんという病気がどういうものなのかという知識、恐怖感を除くとか、がんに対する意識改革とか、そういうことがメインかと思ったんですが、実際には先生の最後の部分に書いてありますけど、がん教育のだいご味は子どもたちの変容ぶりにあります。最初、私もがんの授業が始まって終わるまでの2時間の間の子どもの変わりようが本当にこの本のとおりだったんでびっくりしたんですが、わずか45分の授業でも子どもたちは大人顔負けの意見を持つようになります。私は、がん教育の授業を通して自分の命を大切にすることを学んだ子どもたちはいずれは他人の命を思いやり、国の将来をも考えられる大人になってくれると信じていますと。私、授業終わった後涙が止まらなかったんです、その子どもたちの変容ぶりに。 そいで、終わった後その先生とお話しさせていただいたときに、文部科学省の中で自分がどこの学校にも行くわけにもいかないし、これから養護教員の先生やいろんな様々な先生たちがこの文部科学省に出してる自分の案を自分たちの学校に即したように作り替えをして授業ができるように持っていきたいとおっしゃっていましたけれども、今ならまだ大丈夫なので御要望があればいつでもお邪魔しますと言ってくださったんですけど、今総社市、学校の先生は認知症サポーター養成講座もしなさいと、この間池田小学校を見に行きましたけど、あれもしなさい、これもしなさいと言われるので学校の先生がお忙しいのも重々分かってるんですけど、このがん教育を本当にいいなと思ったんですが、今総社市はどういう状況でしょうか。 ○議長(加藤保博君) 教育長。 ◎教育長(山中栄輔君) がん教育は小学校は6年生のときに生活習慣病の中で教えてます。がんで30%亡くなるわけですから、かなり子どもたちの意識もあると思うんですけども、それで教材だけじゃなしに、総社市の場合は健康医療課それから医師会連携をして教本を作っていただいて、それを説明をして、家族にメッセージを持って帰ると、その辺まではやってます。今年度は、具体的に言いますと総社小学校で6年生がこの11月、12月にかけてこの同じ授業をやりました。そういうことで、議員のおっしゃったようなことも今後考えていく必要があると思っとります。 ○議長(加藤保博君) 頓宮美津子君。 ◆16番(頓宮美津子君) ありがとうございます。 総社市は保健師さんも大変一生懸命いろいろやってくださってて、健康医療課と教育委員会が連動してるってお聞きしたときにすばらしいなと思ったわけです。それを進めながら、私せっかく先生が御要望があれば行きますよと言っていただいたので、②番のモデル校で校長先生の中で手挙げ方式で是非うちでやってみてくださいというようなことが可能であれば、是非先生をお呼びしてプロの外科医の授業を受けてみてはどうかなと思うのですが、どうでしょうか。 ○議長(加藤保博君) 教育長。 ◎教育長(山中栄輔君) 学校と相談して、そういうチャンスがあれば是非やりたいと思います。 ○議長(加藤保博君) 頓宮美津子君。 ◆16番(頓宮美津子君) ありがとうございます。 この先生が教員資格まで取ってどうしてここまでしようかと思ったきっかけは、数多くの外科手術をやっていくときにがんになったおばあちゃまがお孫さんと一緒に病院に来られた。がんの治療を抗がん剤をやっていく中で髪がどんどん抜けていったおばあちゃんに対してそのお孫さんがおばあちゃんの顔気持ち悪いって言った。そのときに、がんというのは治療以外に、ドクター以外に家族や地域の皆様の励ましの言葉が何よりの治療だということをそのとき痛切に感じたと、そのためにはまず家族の意識、子どもの意識を変えなければいけないって思ったのがきっかけだとこの本に書いてありました。実際に御自分のお父様も中学生のときにがんで亡くなって、そいで今奥様が乳がんになって治療されているというふうに言われていました。 本当に全力投球で全国を駆け回って1人でもがんでつらい思いをする人をなくしたいという思いで動いているということでありました。是非その先生をお迎えして、また総社市が岡山県の中でどこの市よりもがん教育が進んでいる、健康に頑張っている市だというふうに思ってもらえるような市を目指してまいりたいなと思っております。 これで、質問は終わります。ありがとうございました。 ○議長(加藤保博君) 頓宮議員に申し上げます。 一番最後のモデル校のところはよろしいですか。 ◆16番(頓宮美津子君) 先ほど、校長会で提案してはどうかといって御答弁いただきましたけど。 ○議長(加藤保博君) そうなんですか、よろしい。              (「はい」と呼ぶ者あり) ○議長(加藤保博君) (続)すみません。              (「ありがとうございました」と呼ぶ者あり)(拍手) ○議長(加藤保博君) (続)この際、しばらく休憩いたします。約10分間。              休憩 午後1時34分              再開 午後1時44分 ○議長(加藤保博君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、15番村木理英君の質問を許します。 15番村木理英君。              〔15番 村木理英君 登壇〕 ◆15番(村木理英君) 議長に発言のお許しをいただきましたので、通告に基づきまして一般質問をさせていただきます。緑の会の村木でございます。 今日は、里山保全と地域資源の循環についてというテーマで質問を進めさせていただきます。 せんだっての選挙で非常にいろいろ御意見をいただいたんですけども、そのときに私の中ではこの意見が非常に多かったなと思いまして、今日はこのことをテーマにお話をさせていただきます。 雑草であります。里山地区と申しますか、総社市の中心市街地より少し離れたところというふうに申し上げた方がいいかも分かりません。そういった地区で非常に雑草の対策で苦慮されておられる地域があります。この地区について市長はどのような御認識でしょうか。 ○議長(加藤保博君) 市長。              〔市長 片岡聡一君 登壇〕 ◎市長(片岡聡一君) 村木議員の御質問にお答えをいたします。 雑草問題はかなり深刻であると、深い認識をいたしております。特に中心市街地から離れた部分について、高齢化が進む中でもうそろそろ地域の方々ではもう手に負えないものになっているみたいな状況もよくお聞きしますので、深刻な問題だと捉えております。 ○議長(加藤保博君) 村木理英君。 ◆15番(村木理英君) 市長からの非常に深刻な問題であるという御認識だということが確認できたわけです。 実際、井山という地区がございますが、秋葉山の麓から雪舟荘に至るあたり、あの一帯です、何百mかあるわけですけども、ここの草刈りをやれと言われると、若え者にやれえ言われるんじゃと、若え若え言うてわしはもう70歳じゃと、わしが一番若うて70歳じゃと、こういうふうに言われます。そうですね、深刻な問題ですねと。 槇谷地区です、非常に高いのり面ございます。前の選挙のときにはそう感じませんでしたけども、今回の選挙では本当に荒れ放題です。これ見てくれと、これを、危なっかしうて刈れんのんじゃと、どうせえ言うんならと。そうですね、大変深刻な問題ですと。 また、小寺新田というところがあります。ここは非常に大変だと、まちづくり協議会を中心に草刈りをやられてると、ざっと40人出てこられて、池が四つほどあるんですけども、その池を四つほど開いていくと山に出るというその辺のあたり。40人で1日で終わってた草刈りが今4日間かかると、40人出てきてももう御高齢なんで鎌を持って立ってるだけ、そういうふうなこと言っちゃいけませんけども、という方が参加している状況だと、見てくれこれをと、もう嫌になるぞと、こう言われます。これは本当に叫びというような、私は印象を受けたわけです。心の叫びといいますか、悲痛な思いです。とにかく草が大変、草が大変、もうどうしたらいいんだろう、また草が生えとる、またこっち草が生えとると、こういうことばっか心配されてる方がおられますね。実際、まちづくり協議会で40人出てこられて、大体謝金として500円です、1日。ただというわけにはいかないんで500円払ってると言うんです、朝から晩まで草むしり、草刈りして。なかなかもう人も集めれないと、地域ではもう限界だと、こういうふうに言われてます。 実際、全国的に見てみますと1㎡あたりの草刈りが大体300円から500円ぐらいの日当であるとか、時給に換算すると2,500円から3,000円ぐらいで草刈りというのはやられているという現状です。しかし、総社の方は一生懸命頑張っておられてまちづくり協議会予算の中から500円という現状、もう限界じゃないかなと。 市長も先ほど深刻な問題だと、こう言われておられます。解決策、どのようにお考えですか。 ○議長(加藤保博君) 市長。 ◎市長(片岡聡一君) この自由枠交付金制度を作るときのそれぞれの地域の配分率、配分額についての積み上げの基礎になるデータとして、道路水路を守る会の経費というのが予算のベースになっています。ですから、その延長が長い、草刈りをする面積を多く所有している、そういう地域においてはベースが高い、自由枠交付金の金額が高いというものになってます。それに加えて人口であるとか自主防災組織の加入率であるとか、様々なことを勘案して自由枠交付金がなされております。 原則、先ほどおっしゃられた地域づくり協議会の中で道路水路を守る会の経費分相当でそういう金額になりますけれども、やっていただいているものが一つ、それからもうはなから本当にギブアップして無理ですよというところ、あるいは市道、国道、県道に面していて非常に交通が危険で市民に委ねたら駄目だというのを業者委託している、要するに市直轄の草刈り作業、あるいは急勾配があるがために市民に委ねるわけにはいかないのでシルバーさんに頼んでいる市直轄というのもあります。その今の二通りでいくと、自由枠交付金の中での道路水路を守る、その経費分の総額が3,835万円分相当ということになってます。それから、市がダイレクトに直轄草刈りをやっている経費が1,500万円ということになります。 これから自由枠交付金制度というのは3年毎で見直してまいりましょうということを申し上げております。ですから、我々がもうそろそろ、議員がおっしゃる悲鳴に近い声、ここはもう無理だというところはやっぱり市が引き取るということをしなければならないと思います。そうすると、逆に自由枠交付金の方が減っていくということになるかもしれませんけれども、その現有勢力の労働力を鑑みると、どうしても市がやらざるを得ないという部分については我々が受け取ってそれをやるように見直しをかけていくということになろうかと思います。どういうふうな算出になるか分かりませんが、その1,500万円が幾らまで増えていくかというのを見直していく。そうすると、地域からそれをいただいた分だけ自由枠交付金がその分では下がっていく部分があろうかもしれません。そういう見直しをこれからかけていくようにしたいと思います。 ○議長(加藤保博君) 村木理英君。 ◆15番(村木理英君) ざっとトータル5,000万円の予算配分をどういうふうにするという方向になるのかなと、そのような形で解決を図ろうとされているんではなかろうかなと私はそのように思うわけですけども、やはり解決策として地域の保全ということを考えたときになかなか予算枠を増やしていくというのはなかなか難しいんじゃないかなと思うわけです。 したがいまして、逆に地域の資源を活用して入を増やすと、そしてその分を地域に落としていくという循環をすべきじゃないかなと、そのように私は考えるわけです。これが今日のテーマなんですけども、例えば先ほどの井山につきましても、宝福寺あるいはあと紅葉の時期でいいますと名勝豪渓というのがございます。また、先ほどの例をとってみますと井山の方の御意見を伺いますと、ライトアップで非常に大勢の方が来られますよと、来られますけど通行証ももらうけど、全然車が入れん通行証をもらってもしょうがないだろうと、何とかしてくれと、何がいいことがあるんならと、わしはいっこもええことがねえぞ、何とかせえと、これが御意見なんです。せっかくのいろんな市のいろんな方策を出してライトアップ等井山の宝福寺を中心に集客を図っている、これは決して私否定するものではありません。 しかし、さらに地元にもっとウエルカム感といいますか来てほしいというようなサイクルを作るべきじゃないかと思うわけです。したがいまして、例えば井山宝福寺で有料の駐車場を設けて、その有料の駐車場の料金を地元の例えばそういうふうな雑草の手だてにするであるとかというようなサイクルを作るべきじゃないかなと、そのように思うわけです。 一例を挙げて言いますと、この11月も名勝豪渓は非常に活気付いております。大勢の観光客が来られてる。しかし、あそこにあります観光所というのはどんだけ観光に寄与してるか、実際いろんな、例えば衛生管理の問題があったりして缶コーヒー売ったり缶の甘酒売ったり程度のことはできたとしてもそれ以上のことはできてないわけで、例えば道順をここへ行ったらどうですかぐらいなことは言えていても、実際そこでお金を落とすということにはなってないわけです。 したがいまして、一つはやはり地元の方でやる気がある方がおられるんであれば、委託先を見直して地元の特産品を売ったりであるとか、例えば池田地区でありますと市長が提言されています池田小学校カレーなんかがあるわけですから、そういったものを観光客の方に買っていただけるようなチャンスを提供する、そういった形でさらに観光客に喜んでいただけるというサイクルというのはこれはあってしかるべきじゃないかと思いますが、その辺からまずお尋ねします。市長、いかがですか。 ○議長(加藤保博君) 市長。 ◎市長(片岡聡一君) 本当にそれはあるべき姿だと思います。自由枠交付金の各地域のお金をそっくりそのままお渡しして、我々は支出の部の方しかなかなか協議の中になくて、それが積み上げ論になっておりますけれども、入という発想を言われたのは初めてでございまして、やっぱりその組織運営の中、地域の地域力を高める上で入という部分を考えていく、それを活性化させていくというのは大事なことだと思います。 ○議長(加藤保博君) 村木理英君。 ◆15番(村木理英君) 市長から入という発想ということを御答弁いただいたわけなんです。まさにそのとおりでありまして、例えば名勝豪渓、非常に多くの方が来られます。観光バスも来られます。しかし、ある意味では地域の方にとってみれば迷惑施設になりかねないんです。宝福寺もそうです。すばらしい観光資源なんだけど、迷惑施設になりかねないという現状があるわけです。そこで、大きくサイクルを変えて名勝豪渓があるからこそ地元が助かってるんだよというようなサイクルを生むべきと考えるわけです。 したがいまして、地元の方と交渉をして、そして例えば市が駐車場をどっか借り受けて、その運営は地元に任せる、そしてお任せをした分だけ増入分を地元で落とす、だからそこで地元にいろんな問題があると思います。だから、観光の案内所を充実させるのもいいし、草刈りの問題でなかなか人手が足らなくて業者に頼みたいけどお金がない、そういうところにお金を使ってもらってもいいし、宝福寺でもそういうふうなサイクルを生むということが、観光地があるからこそこの地元は助かってるんだよと、だから誇れるんだよというようなそういうスパイラルを生んでいくと、そのように考えるわけです。そういうふうな地域循環という考え方を思うんですけども、市長、いかがでしょうか。 ○議長(加藤保博君) 市長。 ◎市長(片岡聡一君) その考えはすばらしいと思います。そういう地域があちこち増えて、地域が自立していくというスタイルというのを考えてみたいと思います。 ○議長(加藤保博君) 村木理英君。 ◆15番(村木理英君) これからのまちづくりは何から何まで総社市の予算を使ってそれでやってもらうという時代ではないと思います。地域が元気に、そして元気に活動することが地域の集う場、そしてそれが健康づくり、認知症の予防、そういった健康老人を作っていく場でもあり、そしてさらにその健康老人たちに運営していただくことが地元にものすごく貢献してるんだよというサイクルを生めば、さらに地元の方はやりがいを持って地元のために働いていただく、それがさらにめぐりめぐって総社のためになるというようなサイクルを是非お考えをいただきまして、私の質問はもう終わるんですけど、よろしいでしょうか、終わります。(拍手) ○議長(加藤保博君) これをもって、一般質問を終結いたします。 以上をもって、本日の日程は終了いたしました。 12月8日の本会議は午前10時定刻に開議いたしますから、全員の御出席をお願いいたします。 本日は、これをもって散会いたします。              散会 午後2時0分...